文字がとても小さいです。老眼の私には、各選手の年度別成績情報はほぼ読めません。情報がたくさん載っているので読み応えはあると思うのですが、ハンディ版は年寄り向けではないかなという感想です。

サッカーに焦点を当てたドキュメンタリーかと思ってたけど、ピッチ外でのセレブ的な側面に寄った内容で、観たかったのはコレジャナイ感がすごい。その内容もプライベートに密着する訳でもなく、既出の一般的な情報や映像ばかりでドキュメンタリーとしてはとても浅く、見応えは無いです。

映像が明らかに時代が前後したものを使っていたり、突然ベッカムの話になったり、丁寧にロナウドの人生を追うような感じではありませんでした。上っ面のロナウド像しか見ることができず、知名度ある彼の周りで甘い汁を吸おうと蠢くショウビズの臭いがプンプンした番組といった感じ。番組で新たに知ったことは、ロナウドが若いころ不整脈でアブレーションを行っていたことくらいかな。あと、ナレーターがベネディクト・カンバーバッチだったのに驚いた程度です。

ロナウドの生い立ちや性格、努力などが淡々と紹介され、ロナウドをもっと知りたい人には良いのかもしれません。しかし俄サッカーファンとしてはフィールド上の彼を見たかったので、期待はずれでした。

過大評価をさらに助長したなー、、以上

わかり易く書かれている

かなり読みづらかった。何が読みづらいか考えてみた。小学校の授業風景の引用など、具体的な文書もあるのだが、抽象的、曖昧に感じる文章も多かったためではと思う。読み手によっては抽象的ではないのかもしれない。私はうまく理解ができず、抽象的に読めた。また、大項目が4章あるが、章立ての中で行ったり来たり、同じような内容を書かれている印象。結局、言いたいことは大項目の最後の一文のみなのか、と感じた。私は長文を読むのが苦手だ。そのためにこの本を購入したが、まずは文章を読めるように訓練する本を読むべきと反省した。最低限、長文を読むのが苦にならない人向けの本だと思う。なお、長文は長文でも、小説ではなくビジネス文書が読める方向け。私は小説はとても好きだが、この本は読めなかった。

思考の本質を高めるためにおすすめしたい内容です。本書では構造学習論に特化して書かれています。思考を高める方法として「ロジカルシンキング」や「クリティカルシンキング」が紹介されますが、少し違う視点で学べます。本書のタイトルに書かれている「構造を読み解く力」に当てはまります。国語の学習でも学んでいる内容なので、実は小学生の頃から積み重ねている内容です。このように書くと「だったら大学受験に役に立たないのでは？」と思われるかもしれません。しかし、実際には構造を読み解く力って、一概に簡単に決められません。文章は文と文がつながったものとして構成されているものを指します。１文だけで読むと、さほど意味が変わらない文章が並べ替えられて、コンテンツや書籍などに変わります。そのブロックをどうやって切り分けて関連づけて考えられるのか。これが構造学習論なのです。本来は構造学習論をどう取り入れるかは自分次第です。どんな文章をどう読みこんで、全体として読み取るのか。残念なことに、日本の学習方法ではこれらが無視される特徴があります。というのも、大学受験においては論述文の読み取りなどではある程度の正解が設定されているからです。受験で出題される文章の解答が準備したものと類似したものかどうか。そのようなところで点数としてつけられてしまうのが現実です。だからこそ、「誰かが作った答えに合わせないと受験で合格できない」と印象づけてしまうのだろうと思われます。しかし、これは本来の構造学習論と比べると、逸脱してしまっています。本書を読むことで、構造学習論についてどのように解釈するのかがわかるようになるのです。本書はおそらく、社会人を対象に読み解く力を高めるための方法論を著者なりに盛り込んだ内容だといえるのでしょう。私としては、構造学習論は小学校から高校まで含めて読解のあり方を学べる内容だろうと考えています。しかし、「大学に合格するために現代文で高得点を取るために勉強する」と考えてしまうと、本来の文章にたいして読み解く力を養うことはできません。旧センター試験（現在の大学入学共通テスト）ではマーク方式での試験だったのですが、与えられた選択肢からもっともらしいものを選ぶ方式でした。つまり、選択肢に含まれない読み取り方をしてしまうと、読み取った内容があてはまらない場合には、しかたなく適切な答えを選ばざるを得なかったのです。大学入試でも同じように言えるでしょう。大学入試で合格するために赤本を読んで受験に臨む場合が多いのではないでしょうか。赤本に書かれている内容にあわせて国語の論述の答えあわせをされる方も多いはず。この方式も、本来の文章を読み解く力とは必ずしも一致しません。論述なので、自由に解答できます。とはいっても、採点者側としても、ある程度準備した解答にそって照らし合わせてから点数を決めていると思われます。記述式の解答方式でも、ある一定の水準に合わせる必要があるということ。マーク式にしても、記述式にしても、本来の読み解き方とはギャップがあるように感じます。実際に、著者が意図した解答とずれている場合もあると聞いたことがあります。つまり、ある文章をどうやって読み解くのかは自由なのです。本来は、「あなたと違う他の友達がどうやって文章を読み取ったのか」を養っていくのが学びです。友達や会社の同僚などと議論（Discussion）して、幅広い読み取り方を知り、考え方の柔軟性や読み取り方の学びを深めていくのが学びなのだろうと。【ビジネス書】としてだけでなく【国語の学習教材】として捉えてみると、新たな気づきが得られる内容になっています。LISTENの著者の篠田真貴子さんが帯に書かれているように「論理的思考力」と「他社への理解・共感力」を同時に鍛えられる１冊です。新たな国語学習、文章の読み取りで活用しやすい本質的な内容です。令和５年の新年度で進学された方、これから進学するために受験勉強に取り組まれる方におすすめします。もちろん、令和６年以降でも永遠に学べる内容です。

コンサルに転職し、コンサルではない専門職で働いていますが、プロジェクトの根本的な理解がいつも出来なくて、困り果てていました。読書は自分の思考で要約する作業。今のプロジェクトも構造化をして、思考につなげていけたら。。。