タイトルからアイドル萌え系かと思ったが、中身は仕事系。それが逆に良かった。観賞途中に気付くと、シリーズ構成（原作）は渡航（俺ガイルの原作者）だった。渡航の個性が随所に出ていて、俺ガイルが面白かった人なら、楽しめるはず。各キャラクターのセリフが個性的で面白い。前半はアニメ・声優業界のあるある。業界問わず、クソ社会あるあるでもあるので、社会人ならうんうんと共感できる。後半は主人公の成長（成長はしていないが、エモーションで乗り切るという総花的ハッピーエンドの感動？作）「私は悪くない！社会が悪い！」これが渡作品の普遍的テーマなのか（笑）

このアニメを観終わったので、レビューを書こうとしたら、レビュータイトルに薄文字で「最も伝えたいポイントはなんですか？」と書かれてまして「こっちが聞きたいわ」ってボソっと声が漏れました。他の方も書かれてますが、何を伝えたかったんだ？って言うのが残る不思議なアニメ。禅問答なのか？って位に考えさせられる不思議さ。座禅を組んだら瞑想状態に易々と入られるでしょう。主人公とプロデューサーがダメ人間なのは良く分かりましたが。ダメ人間が一人前になって羽ばたく訳でもなく。元は真面目に仕事をしていたプロデューサーが暗黒面から戻るでもなく。マイナスだった人が、少し発奮して、一般人の＋－０の所に到達した位で終わる感じ。「ん？？？で？？？その人は、次は登るの？下るの？」って言う分水嶺で終わってるから良く分からないんだと思います。シナリオを書かれた人に問いたい「最も伝えたいポイントはなんですか？」

絵が可愛いし、歌とかお話も全部が最高

全キャラクター自分のやりたいことに全振りな前向き青春アニメの決定版なんじゃないかってくらい素晴らしかった。一所懸命ってほんとおっさんには泣けてくるくらいまぶしいよ。アニメのクオリティも崩れることなく一定だったし楽曲もパクリっぽい感じはあったけどよかった。ライブの観客もあわせてハニワのキャラ総出演！？コミュニティの狭さはフィクションならではだけどハニワのシリーズはキャラ立ちがしっかりしてて魅力的ですね。。。ホント、こんな青春最高だ！

タイトルから想像（忌避）してたものと全く違う！ほぼ「ヒロインたるもの」要素はなく、頑張る女の子系の良作で、要は『全力疾走イモ娘』だった。山陰？（九州北部？）から上京したJKが、周りを巻き込みながらパワーをまき散らし、全てを好転させていくという、The王道のジュブナイルもの。できれば10代くらいの健全な少年少女に見せておきたい。まぁアニメだから突飛な設定だし無茶はあるけど、現実社会ではこれに近いことも……そこそこあるよ。

明るく元気なので視聴していて気分いいです。

ニコ動出身のクリエイターユニット『HoneyWorks』の楽曲のスピンオフアニメ。涼海ひよりが、高校でも陸上を続けるために田舎から上京し、一人暮らしを始めることになる。順調にみえた新生活の矢先、家庭の事情で仕送りの継続が困難となり、アルバイトを探すことに。何度も断られた後、ようやく採用を勝ち取った仕事は、アイドルのマネージャー見習いだった――ハニワというと、やはり「女性向け」を想起する人がおられるだろう。これは、男性も楽しめる作りになっている。ハニワは女性メンバーが主体だが、男性も一緒になって創っているとのこと。アニメ雑誌のインタビュー記事にそんなことが書いてあった。楽曲作品のMV(ミュージックビデオ)もそういう風にできている。ニコ動やようつべで検索してみよう。親切な人がタグを付けているかもしれない。いや、もうここで主要なやつを挙げておこう。『ヒロインたるもの！』『ヒロイン育成計画』『ノンファンタジー』この３つのはずだ。MV作品が３つということで、以下に三要素に分けて当作品の魅力を挙げていく。1. 仕事の本質それなりのアニメかな、と最初は思っていた。作画は標準的なレベルで、音楽は既存のハニワ楽曲で、販促活動もそれなり、声優は超豪華で、ホームページは見やすい作りで、まあ楽しめるかなといったところだった。私は誤っていた。適当な感想を抱いていた自分が恥ずかしい。この作品は恋愛だけでなく、仕事の在り方にも力を割いている。例えば、『シロバコ』に恋愛要素をグイッと一つまみ入れたような。クリエイターや作品自体の『格』というか、『地力』というか。そういうものが、他の女性向け作品とは一線を画している。もしあなたが、「これ若い子向けだよね？」と思われているのなら、はっきりいって違うので、ぜひ３話まで観てほしい。2. 主人公とその人間関係作品ホームページに人物相関図が載っている。ネタバレを含むので見ない方がいい。主人公はいい子だ。ドジなところにも明るさがあって、人生への本気度があって、好感が持てる。さて。とある社会心理学の本に、「男性はカタログとシチュエーションに萌え、女性は物語と関係性に萌える」という文言がある。正しい記述である。まず、女性向けという観点でいうと上の相関関係は合格点を超えている。細かくは述べないが、人間関係は大変濃いうえに、ドロドロすることもある。3. シナリオ運び男性向けという観点からは、「シチュエーション」を挙げよう。第３話のMV撮影回において、とある胸糞描写がある。「こんな奴おるんか!?」というレベルだった。まさにコテコテなのだが、妙にリアルさがあって、芹澤優の演技がバッチリはまっていて、不自然さを忘れてしまった。終わりの方で、まさに倍返しとばかりの展開があるのだが、これがまた爽快だった。ここまでシンプルだと、「こういうのでいいんだよ」という某有名漫画の台詞が思い起こされる。退屈さを感じさせない。どのシーンを見ても、物語が自然につらつらと流れていって、スッと理解が入っていく。それだけではない。どのシーンにも意味があって、面白い。漫画や小説には、「どのページを読んでも面白くなければならない」という金言があるらしいが、その原則を彷彿とさせる。よき作品だ。最終話まで観ようと思う。やはり、食わず嫌いはよくない。０話切りを決意したもの以外、我慢して１話は見てみるべきだ。貴方が視聴を迷っているのであれば、とりあえず３話まで観てみよう。ようつべなどに曲のPVがあるので、それらも観ておけば完璧だ。

（1話視聴、原作は無いのかな？これ）春アニメを順番に見てたら迷い込んだ。これ女性向けアニメなのね。いやでもこれ分かるかなぁ？タイトルのサムネを良くみればそれっぽいイケメンが後ろに居るけども。小さい画像だと分からん。興味がある人は先に公式サイトのデカい画像を見てくると良いと思う。元のはなかなかクォリティの高い良い絵だぞ。1話のサムネが「うしおととら」のうしおにしか見えんのだが。このジャンルはよく知らんが、なかなか思い切ったデザインだな。アイドルはイケメンだし、クラスメイトや大人は綺麗なので田舎から出て来たイモっぽさを出したいというのなら成功している。大成功しててユーザー帰っちゃいそうだがシンデレラストーリーという文脈なら、スタートを下げるのはまぁ一応理解出来るわ。しかし1話見たけど、この子にマネージャーが務まるかな？イモなのはもう目をつぶるにしても、ドジでアホの子で迷子なのはどうにも。人の感情の機微にも疎くて大惨事の予感しかしないんだが。根本的に都会の生活に向いてない気がする。どうなるかハラハラするという意味で成功してるといえばしてる。マジでどうなるんだこれ。全体的なクォリティは高いので2話以降のシナリオでよほど失敗しなければ楽しめるんじゃないかな、たぶん。